税金と控除

控除証明書が何通も届いた|生命保険料控除の3つの欄と12万円の上限、夫婦の分の仕分け方

十月、保険会社から控除証明書が次々に届きます。夫婦の分がまとめて届く家庭もあります。若いころに入った保険、途中で入り直した保険、つれあいの名前で来た一通。どれを申告書のどの欄に書くのか。生命保険料控除の3つの区分と新旧の判定、合計12万円の上限、別枠の地震保険料控除、iDeCoの欄までを国税庁の資料で順に確かめます。登場する鳥の設定とやりとりは、すべて架空です。
子育てとお金

児童手当は所得制限なし・高校生年代まで|共働きの家も申請、第3子3万円の数え方

「共働きで年収が高めだから、うちはもらえない」は、もう当てはまりません。2024年10月の拡充で、児童手当の所得制限は撤廃され、支給は高校生年代まで延長されました。第3子以降は月3万円です。こども家庭庁の資料と児童手当法をもとに、支給額・「第3子」の数え方・偶数月の支給時期・出生や転入から15日以内の申請・現況届が要る人・引っ越しや公務員の手続きまで整理します。
公的保険のトリセツ

急に入院した週|退院の会計と高額療養費、休んだ日の傷病手当金

ひとり暮らしの会社員が、ある晩の腹痛からそのまま入院と手術になった一週間の話です。退院の日の窓口でいくら払うのか、マイナ保険証と限度額適用認定証はどう違うのか、食事代や差額ベッド代はなぜ上限の外なのか、休んだ日の傷病手当金はいくらになるのか。厚生労働省と協会けんぽの資料で順に確かめます。登場する鳥の設定とやりとりは、すべて架空です。
税金と控除

領収書の箱を開けた夜|医療費控除と、消えるワンストップ特例

子どもの通院と自分の治療で医療費がかさんだ年の暮れ、共働きの夫婦が領収書の箱を開けた夜の話です。家族の分は誰の申告に入るのか、医療費のお知らせの額をそのまま使えるのか、付き添いのバス代は入るのか。医療費控除で確定申告をすると、ふるさと納税のワンストップ特例はどうなるのか。国税庁と総務省の資料で確かめます。登場する鳥の設定とやりとりは、すべて架空です。
税金と控除

年末調整で前職の源泉徴収票がない・出さないとどうなる|転職した年

今年、夫婦のどちらかが転職したなら、11月に探すことになる紙があります。転職した年の年末調整では、前の会社の給与も合わせて計算するため、前職の源泉徴収票が要ります。出さない・間に合わないと今の会社は年末調整を見合わせ、確認できないままなら自分で確定申告をします。もらえないときの頼み方と届出、途中退職して再就職しない場合、家族がいない人の扶養控除等申告書、退職中に払った国民年金の書き方まで、国税庁の資料で確かめます。登場する鳥の設定とやりとりは、すべて架空です。
年金と老後

「年金は遅くもらうと増える」と親に聞かれて|繰下げできる人・できない人

帰省した実家で、親に年金のことを聞かれて答えられなかった人へ。80代の親に「年金は遅くもらうと増えるらしい。今からでも遅らせられるの?」と聞かれた日を物語にしました。すでに受け取っている人が繰下げできない理由、これから選ぶ58歳の側の繰上げ・繰下げの条件、加給年金、在職老齢年金、待機中に亡くなったときの扱いまで、日本年金機構の資料と条文で確かめます。登場する鳥はすべて架空です。
家と住宅ローン

住宅展示場に行く前の晩に|家の予算を書き出したら、足りなかった

「二階にぼくの部屋ある?」。住宅展示場に行く前の晩、41歳のこがらしは妻と子どもたちの前で「いくらの家なら建てられるか」を紙に書き出しました。希望予算と積み上げの差、借りられる上限と実際に返している割合の差、40代で組む35年ローン、補助金を予算に入れてよいか。フラット35と住宅省エネ2026キャンペーンの公表資料で確かめます。登場する鳥はすべて架空です。
税金と控除

「ふるさと納税、やってる?」と同窓会で聞かれて|2,000円と限度額の話

同窓会でふるさと納税の話になったとき、その場で出てくる疑問をそのまま物語にしました。育休の年に夫に止められた話も出てきます。自己負担の2,000円は寄附のたびにかかるのか、限度額はどう決まるのか、返礼品に税金はかかるのか。総務省の資料にもとづいて、会話の流れのまま整理します。登場する鳥はすべて架空です。
税金と控除

106万円の壁は2026年10月になくなった|これからは「週20時間の壁」

お迎えに間に合うパートのシフトを、年収106万円の手前で調整してきた家庭へ。社会保険の加入要件のうち「月額賃金8.8万円以上(年収106万円)」は、2026年10月1日に撤廃されました。判断基準は週20時間の労働時間だけになりました。所得税の178万円の壁とは別の話なので、混同しないよう整理します。
家と住宅ローン

家づくりの予算は、希望から決めると足りなくなる|必要予算の組み立て方

家づくりの相談で最初に出てくる希望予算は、根拠のない数字であることがほとんどです。必要な予算は、建物・土地・外構・諸費用を積み上げてはじめて出ます。借入可能額の上限はフラット35の基準で決まりますが、上限は目標ではありません。住宅アドバイザーとして予算を組み立てていた手順を、そのまま書きます。