こどもNISAの事前申込|親の口座が先に要る・必要な書類・始まる前にやること

こどもNISAの事前申込|親の口座が先に要る・必要な書類・始まる前にやることのイメージ子育てとお金

先に結論

  • こどもNISAが始まるのは2027年1月。それより前の2026年10月から、申込みの受付を始めた金融機関があります
  • いま申し込んでも、口座ができるのは2027年1月以降です。税務署の確認は、各社の案内では2026年12月〜2027年1月以降です
  • 確かめた5社では、親権者の口座が先に要ります。 子どもの口座だけを先には作れません
  • 書類の中心は、子どものマイナンバー、親子の続柄が分かる書類(世帯全員の住民票の写しや戸籍謄本)、本人確認書類です
  • 親権者全員の同意を書面で求める会社があります
  • 未成年のあいだは金融機関を変えられません。 申し込む前に、どこで続けるかを決めます
こどもNISAの事前申込は、親の口座、子どもの口座、こどもNISAの申込み、書類の提出、税務署の確認の順に進み、買付は2027年1月以降になる

0〜17歳が使えるNISA(通称こどもNISA)は、2027年1月に始まります。 制度の中身(枠・引き出しの条件・贈与の考え方)は「こどもNISAは2027年1月から」にまとめました。

この記事は、その手前の申込みの手順だけを扱います。材料は金融庁のNISA特設サイトと、ネット証券の主な5社の公式ページ(2026年10月24日に確認)です。 特定の金融機関をすすめる記事ではありません。会社は五十音順に並べ、各社の案内に書かれていることだけを書きます。

いま申し込めるのは「予約」にあたる

法律では、未成年の勘定を設ける口座は2027年1月1日以後に開けることになっています。 それでも、金融機関は2026年10月から申込みの受付を始めています。松井証券は「予約受付」、マネックス証券は「事前受付」と書いています。

各社の案内で、口座ができる時期は次のとおりです。

会社案内に書かれている時期
松井証券申込みは2026年10月1日から。お知らせのページは「税務署審査など一部は2026年12月以降の予定」、よくある質問は「税務署の審査は2027年1月以降から開始し、約2〜3週間」
マネックス証券税務署の確認は2027年1月から。口座開設の完了は2027年1月以降。積立の申込みは2026年12月、買付は2027年1月の予定
楽天証券2026年10〜12月に受け付けた分は、2027年1月以降に口座開設

(各社の公式ページ、2026年10月24日確認)

みぞれ
みぞれ

早く申し込むと、早く買えるの?

しぐれ
しぐれ

買い付けが始まるのは、どこでも2027年1月以降です。早く申し込んで変わるのは、書類のやり取りを先に済ませられる点です。

申込みの順番は、親の口座から

確かめた5社は、どこも親権者(親)の口座が先に要ります。 順番は次の3段です。

  1. 親権者の口座を開く(すでにあれば不要)
  2. 子どもの口座(未成年口座・こども口座)を開く
  3. 子どもの口座でこどもNISAを申し込む

2と3を同じ申込みでまとめられる会社もあります。 SBI証券は、親の口座と子どもの口座を同時には申し込めないと案内しています。親の口座の開設が終わってから、子どもの口座を申し込みます。

5社の案内を同じ項目で並べる

会社先に要る口座子どもの口座の申込み主な書類(案内に書かれているもの)
SBI証券親権者のどちらかの口座親の口座にログインして申し込む本人確認書類、親権者全員の署名・捺印の同意書または申込書、続柄が分かる書類
松井証券親権者の総合口座と、子ども名義の未成年口座申込み後に届く書類を郵送で返送NISA口座開設申込書、資金の帰属に関する確認書、親権者と子どもの本人確認書類、子どものマイナンバー確認書類(未登録のときだけ)
マネックス証券親権者と子ども、それぞれの総合口座子どもの口座は現在郵送のみ子どもと親権者の本人確認書類、子どものマイナンバー確認書類、続柄が分かる書類(住民票・戸籍謄本)
三菱UFJ eスマート証券親または子どもの同社口座スマートフォン・PC・郵送マイナンバーカードが要ると案内。マイナンバー未提出なら個人番号確認書類
楽天証券親権者の口座親の口座にログインして申し込む同じ住所なら、世帯全員・子どものマイナンバー・続柄が載った住民票の写し。別の住所なら、住民票の写し・戸籍謄本など・親権者の本人確認書類

(各社の公式ページ、2026年10月24日確認)

順番は五十音順で、優劣ではありません。 この表は申込みの手順だけを並べたもので、手数料や積立の方法は比べていません。口座を開くところの比べ方は「こどもNISAの口座の選び方」で扱います。

ネット証券のほかに、銀行や対面の証券会社も扱います。たとえば三菱UFJフィナンシャル・グループは、グループの銀行・信託銀行・証券会社で2026年10月から受付を始めると発表しています。

用意する書類

会社ごとに細かい違いはありますが、求められるものは次の4つに集まります。

書類何を示すためか案内にある例
子どものマイナンバーが分かる書類口座の名義人である子どもの番号を届け出る(すでに届け出ていれば不要とする会社が多い)子どものマイナンバーカード、マイナンバーの載った住民票の写し
親子の続柄が分かる書類申し込む人が親権者であること世帯全員の住民票の写し、戸籍謄本(別の世帯のとき)
子どもの本人確認書類口座の名義人が誰かマイナンバーカード、資格確認書など
親権者の本人確認書類手続きをする人が誰か運転免許証、マイナンバーカードなど

住民票の写しで気をつけること

  • 発行から6か月以内とする会社があります(楽天証券・三菱UFJ eスマート証券・マネックス証券)
  • 楽天証券は、子どもだけの住民票では不備になると書いています。世帯全員が載ったもので、子どものマイナンバーと続柄の記載が要ります
  • マネックス証券は、子どもの口座とこどもNISAの口座で住民票の写しなどが1部ずつ要るので、2部用意するとよいと案内しています
しぐれ
しぐれ

住民票の写しは、マイナンバーと続柄が載っているかを、取ったその場で見ておきます。載っていないと、取り直しになります。

親権者全員の同意が要る場合

子どもの口座は、親権者が子どもに代わって手続きします。 SBI証券は、親権者全員の署名・捺印による同意書か申込書を出すよう求めています。父母がともに親権者なら、2人とも署名することになります。

ほかの4社については、取得したページに同じ書き方はありませんでした。申込み画面と公式サイトで確かめてください。

もう1つ、松井証券は「資金の帰属に関する確認書」を出す書類に挙げています。口座に入るお金が誰のものかを確かめる書類です。誰のお金を入れるかは、申し込む前に決めておきます。

始まる前にやること

申込みの前と後に分けると、次のとおりです。

申し込む前

チェックは、このブラウザの中だけに残ります(送ったり保存したりはしません)。

申し込んだあと

チェックは、このブラウザの中だけに残ります(送ったり保存したりはしません)。

最後の点は、贈与の考え方にかかわります。「こどもNISAは2027年1月から」の「口座は子どもの名義」の節で、国税庁の説明を引いています。 児童手当を積み立てた場合の試算は「児童手当をこどもNISAに回すと18歳でいくら?」に置きました。

みぞれ
みぞれ

ジュニアNISAの口座があれば、そのまま使えるの?

しぐれ
しぐれ

自動ではこどもNISAになりません。楽天証券は、ジュニアNISAの口座があっても新たな申込みが要り、残高をそのまま移すこともできないと案内しています。

まだ公表されていないこと

2026年10月24日時点で、確かめた資料に書かれていなかった点です。

項目いま分かっていること
金融庁・国税庁の手続きの案内金融庁の特設サイトの「よくある質問」には、未成年の口座開設の手続きはまだ載っていない
税務署の確認の時期松井証券の中でも、お知らせ(2026年12月以降の予定)とよくある質問(2027年1月以降)で書き方が違う
親権者全員の同意の扱い取得したページで明記していたのはSBI証券だけ

まとめ

  • こどもNISAは2027年1月から。2026年10月から申込みの受付を始めた金融機関がある
  • いま申し込んでも、口座ができて買えるのは2027年1月以降
  • 順番は、親の口座 → 子どもの口座 → こどもNISA
  • 書類は、子どものマイナンバー・続柄・本人確認が中心。住民票の写しは発行から6か月以内とする会社がある
  • 親権者全員の同意を書面で求める会社がある
  • 未成年のあいだは金融機関を変えられないので、申し込む前に決める

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出典

本記事は2026年10月24日時点で各社が公表している手続きの案内をまとめたもので、特定の金融機関・金融商品をすすめるものではありません。投資信託は元本が保証されません。手続きや必要書類は変わることがあるため、申し込む金融機関の最新の案内をご確認ください。

よくある質問

こどもNISAはもう申し込めますか?

制度が始まるのは2027年1月ですが、2026年10月から申込みの受付を始めた金融機関があります。税務署の確認は2026年12月〜2027年1月以降で、口座ができて買い付けられるのは2027年1月以降です。

子どもの口座だけを先に作れますか?

2026年10月24日に確かめた5社では、親権者の口座が先に要ります。親の口座と子どもの口座を同時には申し込めないとする会社もあります。

どんな書類が要りますか?

会社によって違いますが、子どものマイナンバーが分かる書類、親子の続柄が分かる書類(世帯全員の住民票の写しや戸籍謄本)、親権者と子どもの本人確認書類が中心です。住民票の写しは発行から6か月以内とする会社があります。

親権者が2人いる場合、両方の同意が要りますか?

SBI証券は、親権者全員の署名・捺印による同意書か申込書を求めています。ほかの会社の扱いは、申込み画面や公式サイトで確かめてください。